息子と行ったパリ --- 海外にも友人や師がいるということ ---

瀬谷こけし
息子とは小学校五年のときいっしょにパリに行った。ドゥルーズに会いに。
転居を知らなかったのでアパートに着いたのが夜の七時をすぎてしまった。奥さんと話したが、もう休んでいるということで会えなかった。無理を言えばお会いできたのだろうが、しなかった。『バサラと幽玄』(学研)をお渡しして帰った。その本にわたしも80枚ぐらい書かせてもらっていた。
翌日はもう朝から出発だった。
友人のJ.P.ベルトンさんとは、その前日か前々日、オペラ座の前で待合わせて、ルーヴィシエンヌの彼の家によばれた。息子と二人で食事を御馳走になった。ベルトンさんにはうちの子よりも一つ年長の息子さんがいる。ベルトン父子にわたしが最初に会ったのは、何と恐山でだった。恐山の大祭の時だった。わたしの方は友人と二人で行っていて、何かの機会に話しかけた。前夜は寺の軒の下で寝たが寒かった、とそのときベルトンさんは言っていた。
息子は大学に入ってからは自分でアルバイトをして、何度か海外に行っていた。
海外にも友人や師と呼ぶべきひとがいる、そういうひととの大事な付き合いがある。そういうことを息子にその旅行で教えられたと思う。

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