死者の思考 補足

瀬谷こけし
 >いわばその「死者の思考」が、(残された)「われわれの内で思考している」、というクロソウスキー的な問題もここに絡むのですね。
 ピエール・クロソウスキーの一節を拙訳で紹介しておきます(『ニーチェと悪循環』ちくま学芸文庫版131ページ参照)。
 「われわれは、われわれの内で考えている者、考えつづけている者が、他者たちではないのかということを正確には知ることができないのである。」( "... nous ne savons pas toujours au juste si ce ne sont pas les autres qui pensent et continuent à penser en nous.")


この拙訳は、
"toujours"を飛ばして訳しています。
また「知ることができないのである」は
"savons"の訳としては強すぎるかもしれません。



ニーチェと悪循環

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  • 死者の思考 --- respondeo (1) への補足

    Excerpt: >つまりキリストの死の贈与の毒を服して悩んでいるいるのは、まずはキリスト教の聖職者たちで、 Weblog: 「世界という大きな書物」  中路正恒ブログ racked: 2007-06-05 02:53