モエレ沼公園に行ってきた

モエレ山


瀬谷こけし
サッポロのモエレ沼公園に行ってきた。
〈登りたくなる山〉、あの「モエレ山」を公園の中心に据えたことでこの公園の成功は約束されたようなものだ。
比高100mというところだろうか。山の上にいる人々がひとりひとりよく見えるので、
自分も登りたくなる。
「東口」でバスから下りるや左手に「山」が見える。それを見てか、五歳ぐらいの子どもが自然に歩道わきの石垣を登りはじめたのには驚いた。

登りはじめれば十分ほどで上まで登れる。三歳ぐらいの子どもも自力で登っている。八十歳すぎにみえるご婦人も一人で登っている。
登れば360度の展望。
吾妻小富士のサッポロ版という感じだろうか。町中が見えるということでいえば、三輪山のサッポロ版と言えるかもしれない。
サッポロの国の国見ができる山なのだ。
天然の山なのか人造の山なのか、それもしらない。標高も知らない。---どちらもその気で調べればすぐ分かるはずだが*。

そして、この山は、園内第二の「ピラミッド山」よりも高い。
「ピラミッド」より高い国見山なのだ。その気持ちよさ。
登ったひと、山の上にいるひとにみんなに満足感があり、仕合せそうにみえた。
すべてのひとに小さな幸福を与えてくれる山。モエレ山。
この山を中心に公園を組み立てることを決めたとき、成功は約束された。
イサム・ノグチ。

この公園で、彼は人々に幸福を与える。


* 「モエレ沼公園」案内パンフレットによると標高62mだそうです。 (2007.09.27)



イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者 (講談社文庫)

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  • モエレ山を思う 京都には草山がない

    Excerpt: ある喫茶店で東山を見ながら学生のレポートを読んでいた。 大学の近く、白川通り沿いの、東に東山の見える喫茶店だ。 それほどよく来る喫茶店ではないが、レポートを読むぐらいの仕事はできるので、そんな.. Weblog: 「世界という大きな書物」  中路正恒ブログ racked: 2007-10-17 02:16