雨後の市原

瀬谷こけし
午前中雨が降っていた。それで山々がくっきりと、色あざやかに、鮮明に見えた。午後は良い天気だったのだ。山々からは筋をなして霧が立ち昇っていた。
それで、諸用をすませて、三時過ぎ、市原のあたりの草木の色合いを見たいと思った。そして出かけたのだが…。

着いた頃には、空はすっかりと雲になっていた。となると、もう見るものはほとんどない。雨の名残り、湿りの名残りのようなものしかない。枯れて倒れたススキの茎や葉の湿り気など…。光があれば水滴も輝くのだが。

そんななかで、少しだけ写真を撮った。
春にはめずらしい空気の澄んだ一日だった。


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この写真で「湿り」がわかるだろうか? ピントは一枚残る枯葉に


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見上げる空にはこんな雲


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一瞬だけ、わずかに陽が射した




日頃から三脚をもって、まさに写真を撮る格好をして来ていると、話しかけてくれるひとができてくる。今日はおばさんから、「何を撮っているのか」と聞かれた。「この草や葉っぱを。今日はダメだけど一年通して見てると好いんです」と答える。すると「ここも良いところですよ」と言ってくれる。「良い」と言ってくれる人に会えると嬉しい。






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