8月18日 傑作が撮れた

瀬谷こけし
 この日の傑作二枚。それがどちらも500mmではない。気づいたのだが、500mmで撮るとなると大体は上から目線で撮っている。どうしてもそういう目線になりがちだ。わたしがここの所一二年気に入っているのは、相手とほぼ同じ高さからの目線。そのためにウェストレベル・ファインダーや45°傾斜のファインダーを使っていたのだ。ハッセルにせよマミヤの67にせよ、二眼レフにせよ。それによって葉っぱの心になりやすかった。光を仰ぐ葉っぱの心になって、下から仰ぐように。あるいは逆に、葉っぱに向かれる太陽の方向から、撮っていた。それが、35mm一眼レフをはじめ、光軸平行型のファインダーをもつカメラでは、どうしても日頃の人間の眼差しで見てしまう。デジタル一眼も同じことだ。やはり同じ高さの目線、下から仰ぐ目線を忘れたくない。そしてデジ一で簡便に何枚も写真が撮れてしまうと、自分がほんとに撮りたかったのが何かを自問させられる。わたしの場合まずは色合いなのだ。だからそのために、もうデジ一に絶望しかかっている。フィルムカメラの方がずっといい。ハッセルブラッドの方が絶対にいい。もう、はじめたばっかりで、すぐにデジ一をやめたくなってしまった。今日で約100枚撮った。その大半は残す価値の無いものだ。そうして半分ぐらいには絞っただろうか。それでも残しすぎだ。
 もっとも、もっといいカメラならもっと緻密でデリケートな色合いで撮れるのかもしれないとは思う。また処理技術でもいくらも手を入れる余地はあるだろう。どこまでそれに時間を割けるか? 少なくとも今の生活スタイルではほとんどそんな時間は取れないのだ。
 ともあれ今日の自信作二枚。感想をいただければとても嬉しい。


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 写真のことばかりで今日気づいたことを言うのを忘れていた。この昨日今日のことだけで情況は一変していた。二三日前に死にかかっていると見た草はそのまま死にかかっていた。大変化は、二三日前に笹竹の繁茂を語ったのだが、きょうはその笹竹が葛などの蔓草によって、攻撃され、ぐるぐる巻きに巻かれ、そして倒されていたということだ。この原っぱも修羅の巷。一日一日が油断できない。








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  • 8月18日のもの カラーバランスを少し触って再掲

    Excerpt:  先日掲載の写真。どうもあまりにも軟調だった。見るソフトによっても違うと思うが…。  それで、コントラストとカラーバランスを少しいじって、再掲。わたしのPCではこちらの方がずっと印象に近いのだが.. Weblog: 「世界という大きな書物」  中路正恒公式ブログ racked: 2011-08-21 00:27