金比羅山

瀬谷こけし
 上賀茂からいつもの原っぱを通って大原に抜けようと思っていたのだが、途中、大原も近い所で、これまで気に止めたことのない碑が目に入った。どうやらお不動さんと金比羅さんがいるらしい。江文神社のところまで行って引き返した。場所は江文峠のところ。
 まだ三時半ぐらいだったので、行ってみることにした。不動明王は先日の葛川の明王院以来、とても気になる存在になってきた。
 入口に鳥居があるが、すぐそばに社殿があるわけではない。軽快な、快い登り道を歩いてゆく。よく整備されていて、ほんとに快適な道だ。だが、社殿までには結構あった。山の八合目といったあたりに纏まった社殿があった。参拝ならそこまででいいのかもしれない。けれど道はまだ続いていて、金比羅山に行けるようである。もう四時頃だったが、行ってしまうことにした。そこからも道は整備されていて、気持ちがよい。ほどなくして稜線に出て、別れ道になる。右手に行くと江文神社に下りるようだ。道は岩道になるが、よく踏みならされていて問題はない。そうして上がってゆく。右手には大原の村が見える。
 やがて赤い鳥居が見えて、斎垣で囲まれた神域に出る。建物は壊れて何もないが、神域の奥に磐座(いわくら)のような石がある。神が降りたり、こもったりすると感じられた石なのだろう。ここは三壺神社というらしい。金比羅山の三角点は先の方にあるということだが、そこまでは行かずに、このあたりだけ見て戻ることにした。このあたり、この山の頂の近くは、一種の神域なのだろう。別のところに金比羅権現の神域もあった。そこからは、比叡山の連峰がよく見えた。とても値打ちのある場所だ。
 大急ぎで上ったせいか、頭がふらふらしてきた。ほんのそこまでと思って入ったので、水も飴も、梅干しもアンパンも用意していない。低血糖のせいでないかと思う。ふらつくのは仕方ないとして、下りることにした。時間は四時半。
 下りは意外と近かった。すぐに八号目の社殿についた。まわっていると水場があった。湧き水。二口、三口飲んだ。その水場の先に、また社殿があった。上って、参拝する。不動明王だった。しっかりした眼と、顔つき。わたしの大恩のある某先生のお顔にそっくりだった。
 そこからはもっと楽に下ってゆけた。早足で下りたせいもあるが、最初の鳥居に戻って時計を見ると、五時だった。寄り道をしても30分で下りれるところ。わたしにとっては北山に登ったはじめての経験だった。これからまた楽しみが広がる。

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こんな道
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なぜかここだけ青白いコケが
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稜線に出てからは岩が多い
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三壷神社?
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はるばると、比叡山
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不動堂近くの湧き水






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