飛騨の授業の準備

瀬谷こけし
 「環境文化論・飛騨」の授業が7日から始まる(6月)。それで準備で何かとばたばたしている。変更を余儀なくされたのは天生(あもう)峠が7日の時点ではまだ開通しないということが明らかになったこと。そのため当初計画していた白川村から天生峠越えで河合村に行くルートが使えなくなったのだ。この峠道に東山魁夷の唐招提寺の壁画の原風景を見るということはできなくなってしまった。
 それでT先生にご相談いただいた。高速道路で清見(夏廐)に戻り、そこから北に行く道を通って河合村(今は町)に出ることにした。この道ならば、昔ながらの厳しい飛騨の山野の風景は十分に心に入って来るはずだ。こういう厳しい風土をたいていの人は知らない。飛騨高山や古川を見るだけでは、とても見えて来ない厳しく素晴らしい飛騨の山野だ。そういうところで育てばどれだけ骨太の人間が育つことか。だから、あの『ああ、野麦峠』で有名な工女・政井みねの生家が河合村だということからひとの心にしっかりと落ちてくるものがあるだろう。ある時代のわが国のまぎれもない姿。そして飛騨人の姿。

 来年度から、授業はもっと大胆なことを考えてもよいのかもしれない。初日高山→白川村→河合村→高山というルートはそれでいい。だが例えば二日目は高山で見学と授業の後、野麦峠の近くで宿泊して、三日目は見学(旧道歩き)と講義で、最後は岡谷で解散というプランもあるかもしれない。考えなければならないこと、そして思いっきり勉強しなければならないことがある。

 





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