《デッサンの腕を研くには…》

瀬谷こけし

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 デッサンの腕を研くには植物を描いてみるのがよいのではないか、と思った。今日気づいたことは、自然のさまざまな形を日頃から見ることもなく、従って自然にあるいろいろな形を知らず、気づきもせず、画面の上だけで描いている画家が結構多いのではないか、ということだった。彼らは概してデッサンが得意ではないようだ。そうだろう。ものを見るトレーニングをしていなければ、形や線や明暗を描けるはずもなく、そういう自称作家は頭の中の形までマンネリになってしまうものだ。そういう自称作家が今でも大手を振っている所というのは結構多いのではないだろうか。千枚ほどの葉をつけた樹をきちんと描ける作家はどのくらいいるのだろう。いや、一枚の葉っぱでも、きちんと描くのは大変なことだということを、以前そんな絵本をいただいて感じたことがある*。細部を見ようとすれば、それだけでも深い。深い世界。
 (Facebook2014.6.13から再録)


*注:
群馬直美(絵・文)、『木の葉の美術館』、世界文化社

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