《哲学講義終了 11月30日》

瀬谷こけし

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 一昨日の11月30日、三日間の集中講義が終った。三日目の日は、希望者が多かったので、予定を変更して《去年マリーエンバートで》を見ることにした。ロブ=グリエ原作のアラン・レネの映画。断片を繋いで、本当は何が起こったことなのか、分からないまま、しかし次の行動に移ってしまう二人が入り込む迷路はどういう場所なのか、という問題。これも神の殺し方のひとつなのだ。
 午後は贈与の問題について。ニーチェから、デリダ、創世記を駆け足でめぐって最後は宮沢賢治。「なめとこ山の熊」では最後の通夜のシーンの小十郎の置かれる位置はどう考えられるかをめぐって討論。その後「祭の晩」の贈与の熱狂を賢治の贈与論の本源と考えたいということを語って授業終了。終了後、本にサインを求める人、握手を求める人が数人残ってくれて嬉しかった。
 (写真は今日12月2日。朝は冷たい、身を切るような風が吹いていた。やっと冬)


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