《無明紅葉 岩田慶治先生追悼》

岩田慶治先生が亡くなられていることを知った。昨日届いた『むろのつ』vol.21をお届けに上がろうと思っていた所だった。
岩田先生とは、狩猟のシンポジウムで、基調講演をお願いしにいったのだが、そのとき「生きものを殺すことを正しいとする論理があるはずだし、それが見えそうなのだが、まだはっきりと見えないのだ」ということでお断りになられたのが最後のやりとりになった。もう10年にもなるだろう。非常に深い所で、わたしは岩田先生のお考えと対話しながら、仕事を進めている。これからも一生それが続くだろう。『むろのつ』の拙稿は、そのわたしの歩みをよく示すもののはずだ。ご霊前に捧げにおうかがいしたい。
(写真7枚)
この記事へのコメント