《高山、八変人の会》

瀬谷こけし

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 京都に七奇人の会というものがあった。今もあるのかもしれないが。そこに入らないかと梅原猛さんに誘われたことがある。亡くなった吉田光邦さんのあとにということだった。会そのものは年に一度集まって酒を飲むというだけの会だという。それをわたしは断ってしまった。そのころ私にはいいところで酒を飲む金もなかったというのが理由の一つであるが、そればかりでなく「奇人」を称することに抵抗があった。「七凡人」なら間違いなく入れてもらっていたと思う。「七貧人」でも喜んで加えてもらっただろうと思う。しかし「奇人」を称するのはいやだった。その後その会がどうなったか、一向に知らない。前に一度清水さんに、どうなってるのと尋ねたことがあるが、何もしていないというのが彼の返事だった。事実上終わってしまった会なのだろう。
 しかし、今わたしが高山で何ができるかを考えると、思い浮かぶのはまずはそういうごくごく狭いサークルを作ることだ。するのは年に一回酒を飲むことでいい。これほど変人が多い町なのだ。それも突き抜けた変人なのだ。だからむしろ名称は「高山変人会」とかにしたらいい。しかしメンバーは絞らなければならない。そして京都が七なら高山は八でゆきたい。「高山八変人の会」である。わたしもその中に入れてもらいたい。長はH先生。事務局長は適任がいる。そして包丁を持って魚を切り捌くとともに飛騨の縄文世界の解明に精通した考古学者のYさんも欠かせない……。
 そんな風に七人の会もしくは八人の会を作りたい。そこからなら、精選された新しい飛騨人の力を発信できるだろう。今年一年でそれが作れたらと思う。

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