《今日で今年度の授業が終わった》

瀬谷こけし


画像



 来週の15回目は期末テストにするので実際上の授業は今日で終わった。少しの解放感を味わっている。この解放感はジェノヴァの海の光景とどこか共通する。
 ジェノヴァはまだ歩き方がよくわからず、まだ数日ぐらい歩き回ってみたいところだが、そういえばこの海に船が渡る風景は、高校3年の夏、校舎の3階の教室で湘南の海を見ながら勉強していたときに見た風景とどこか似ている。海はわたしには外の世界に開かれる場所だった。そういえばプリーストリー(J. B. Priestley)の「10日間の船旅」(7日間だったかもしれない)という英語教材を勉強していて、とても深い感銘を受けたことも思い出す。こちらは、船旅の日々の何もない日常が懐かしくなるというテーマのエッセーだったが。そしてもう一つは実朝の「綱手かなしも」だ。江の島でも腰越でも、そんな小舟は何度も見た。それが「かなし」と見える見え方もわたしには遠いものではなかった。長く実朝の歌の世界に惹かれていた。
 ニーチェとの関連では、ポルトフィーノとジェノヴァとの「距離感」を確かめておきたいところだ。1883年だったと思うが、ポルトフィーノにとどまってなかなかジェノヴァに入らなかったことがある。それはどんな意味があるのか?
 イタリアにはいつでも行きたい。今も行きたい。ドイツには、少し計画をしてゆきたい気持ちになるが。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック