《今年の黒田百年桜 2017.4.28》

瀬谷こけし

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 今年は見に行くのが少し遅くなったが、それでも美しい。八重の花弁はほぼ完全に散っていたが、一重のものはまだ少し残り、そして旗弁だけの花もあった。この桜の、雄蕊が変形して、旗弁になっているものを教えてくれたのは吉田晴吉さんだった。それもこのくらい、少し遅い時期に見に行った時だった。晴吉さんは、桜のことばかりでなく、村が統合したものとして続いてゆくための秘訣のようなことを教えてくれた。私にとってはあつく恩のある師のひとりだ。
 晴吉さんが倒れたのは、確か4月30日で、その前日も百年桜の話をうかがっていたのだった。寒い日だったが。旗弁のことを教えてもらったのがその時だったのか、あるいは桜の根のところに黒砂糖を埋めて、それでこの百年桜が元気を取り戻した、という話をしてくれた時だったか。どちらかだった。黒田屋の中の暖かいところで話をうかがえばよかったという後悔は消えない。
 今年も黒田百年桜を見に行くことができた。

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