《ルツェルン湖の白鳥》

瀬谷こけし


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 トリープシェンのワグナー博物館を見にルツェルンに行ったのは8月13日(日本時間)のことだった。この博物館はぜひとも行っておくべきところだった。一つには展示されている絵画によってコジマの人物像がよくわかること。同じく絵画によって『トリスタン』や『ジーックフリート』の作品世界がよくわかること。それらによって私にはワグナーの理解が進み、細やかになり、見方が良い方に少し変わった。そして三つめがこのトリープシェンの邸宅とその立地だろうか。ルツェルンの観光名所とは反対側の湖岸に建つこの邸宅は、自然の素直さがより多くあると思う。そして思いがけずやってきた船で中央駅近くの船着き場まで戻った。
 その行楽地の港のところにこの白鳥がいた。驚いたのはその白の美しさ。首から下全体の羽根の白さがほとんど信じがたいものだった。湖水が並外れてきれいなのかもしれないが、この白鳥自身も羽根に着く異物を自分で取り除いているようだ。これほど体が白く美しい白鳥を見たことがない。チューリッヒ湖の白鳥に数段まさるという印象だった。



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