《12月の誕生会》

瀬谷こけし

 12月生まれの親族の誕生祝いの会をやった。三世代で、最後には総勢8人になった。食べ物はみなの持ち寄りで、とても豪勢な食事になった。下の娘はシュニッツエルを焼いてくれた。私が用意したのはシチリアのワイン一本と、あとは食事のメインになるピッザを、結局4枚焼いた。一枚目はオーソドックスにベーコンとトマトのピザ。トマトは最近はたいていカゴメの調理用のものを使うが、今回はあんまりちゃんとした味が出てなくて(酸味がなくて)、期待外れだった。
 二枚目はこれも比較的オーソドクスに、マシュルームと生ハムにチーズをブルーチーズを含めて三種類混ぜて使った。プロシュート風だ。これはイタリアのピザレストランでも出せる味だとほめてくれる人がいた。
 三枚目からは思い付きでちょっとオリジナリティーを出して、合鴨と菊菜のピザを焼いた。これまでピザに菊菜を使ったことがなかったが、やや菊菜が少なかったり、カモ肉のスパイスがやや強くて、多少残念なところがあったが、カモ肉そのものは上手に味が出せた。
 そして四枚目は先ほどのプロシュート風のものに菊菜を多めに加えて、それに大原で買ったトマト(+モッツァレラ+バジルソース)を加えて焼いた。これはなかなか美味くできて、大原のトマトが以外にもきちんと酸味があって、とてもよかった。この農園名を覚えておきたい。そしてもちろん品種も。
 何やかや楽しく過ぎて終わったのは11時を過ぎたぐらいになった。シチリアのワインは、昨年ローマのゲストハウス風のホテルで、食事に誘ってくれたときにご主人が出してくれたものが美味しかったので、ちょっといろいろ試してみようと思って見つけておいたものだった。次女が結婚して今年から親族が一人増えたが、彼がワイン通で、肝心のところを忘れてしまったが、二年ものにしてはしっかりした味だという風に言っていた。開けたての時に鋭い香りがあって、それがとても美味しかったが、その味が飛んでからも比較的しっかりした味(ボディーと言うのだろうか)があって、美味しく飲めた。
 みなもいろいろ美味なものを持ってきてくれて、ケーニッヒス・クローネのパイ菓子とかも、バターがすばらしくよく延びる味で、これもまたはじめて食べる美味しさだった。
 それほど贅沢をしたわけではないが、とても豊かな時間を楽しむことができた。わたしの人生も少しは豊かさを味わえるようになった。
 (食通の親戚が増えたものだ!)

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