《採点が終わった》

瀬谷こけし


画像

画像

画像

画像



 秋学期のドイツ語の採点が終わった。追試の3名の分はまだ先だが。ともあれ本来の分の採点は終わり評価も終わり講評も終わった。いつまでたっても要領が悪く、採点に時間のかかりすぎる問題ばかり作っている。今回もっとも時間がかかったのは、会話の教材の方で、問題文を、教科書のドイツ語を日本語に直してだが、それを逆にドイツ語の会話に直せという問題を出した。短い文で、2ー3行のものだが、それを21行分。ちょっと多い。そしてきちんと正確に書けている学生はほとんどないので、部分点を与える形で採点しなければならない。そうすると動詞と名詞が合っていれば名詞の格はどうでもいいにするか、格まであっていなければならないとするか。毎日放送の「ちちんぷいぷい」でロザンの道案内の番組があるが、あれで外国人相手に菅ちゃんが、結構いい加減な英語を使っても、単語さえひどく間違っていなければ結局意図は通じてゆく。あれと同じように、会話を続けてゆけばそのうち話が通じるような、その最初のやり取りになるようなドイツ語になっていればいいという採点を目指したが、そうすると採点基準を一定のものにするのがすこぶる難しい。要となる単語さえ合っていれば、そのうち話が通じてゆくだろうというのが現実のコミュニケーションだと思う。そんな採点を40名分、それぞれ21行ずつの採点を、となるとやっぱりそうとう大変だった。この形式は今回が初めてだったのだが、これから出題に磨きをかけてゆこうと思う。そして気がついたのだが、不変化詞(noch、とかschonとか)が適切に使えればそうとう簡単に簡略化した文ができるのだが、それが分かっていない学生がきわめて多かった。そしてもうひとつ、疑問詞を正しく使える学生が驚くほど少なかった。---今年は授業では聞き取り力と語彙力を重点にして進めたが、これからは適切な簡略化のための不変化詞の使い方も重視して教えてゆこう。去年スイスのベルニナ鉄道で、写真を撮るために別の(指定席)車両に動いていて、車掌にとがめられたのだが、それはただ「Nur fotografieren!」(写真撮るだけ!)の一言で納得してくれたものだった。こういう言葉の使い方を教えてゆきたい。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック