《マイマイ 2012年7月3日》

瀬谷こけし


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 造形大構内ではまだ時々見かけたがもうほとんど見ることがなくなったカタツムリ。

 これのことはマイマイと呼ぶし、「まいまいつぶり/ろ/ら」という呼び名もあるようだ。確か『梁塵秘抄』にはマイマイが出ていたから鎌倉初期にはあった呼び名だ。この呼称、ひとがそこに「舞い」を見たからつけられた名であろう。とするとそのどこに「舞い」があるのか? マイマイムシと言えばミズスマシのことでこれはその軽(かる)やかな動きに「舞い」を見たのはわかる。カタツムリは? 殻の回転模様にか? だが彼自身が回転(スピン)するわけではない。マイマイの舞いとは何なのだろう? 多分彼のすり足なのだ。彼は音も立てずにすり足して進む。そしてすり足と同時に傘を持って動く。この姿は傘を回していると見えなくもない。あるいは、手に持つ傘ではなく、藤娘のように頭に載せる笠か? それならばなおのこと笠を手に持ってすり足で動く藤娘はマイマイの動きに似てなくもない。というより、カタツムリこそなかなか見事な舞いを舞っていて、舞踊の方がそのカタツムリの舞いを取り入れたのか? むしろそちらが本当ではないかと思う。今度見つけたらカタツムリの「舞い」をじっくり観察してみよう。

参考:「藤娘」
https://youtu.be/KhE9A-CfDCs



触角(ツノ・ヤリ)のところは藤娘の舞いの手に取る「藤の枝」に似ているように感じます。笠を着けた藤娘の舞いを上から見るような。逆に言えば(藤娘は)藤枝を触角にして舞っているという印象があります。

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