《三宅八幡の鳩》


瀬谷こけし


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 わたしは道風(小野)が好きなので、この上高野あたりも昔は小野郷だったと知ると、なにやらこのあたりも気に入ってくる。そしてやっぱり気持ちのよいところは多いのだ。小野毛人や妹子もおそらくこのあたりの出身だということは前から知識としては知っていたが、それが三宅八幡の神域(東方)から墓や天武7年の墓誌が発見されたとなると、この神社も田舎の神社と捨てておかれぬものがあるような気がしてくる。それはそうなのだが、ここにも鳩の像が、狛犬のような具合に立てられていた。近江の三上神社も同様だった気がするが、鳩は狛犬よりも古い結界の標しだったのではないだろうか。この前の巨大に見えたキジバトの縁で、この神社の鳩の像にも礼を欠いてはならぬ気がしてきた。それで写真を撮らせてもらってきたが、それがどうもこの前撮ったキジバトの顔と似ている。八幡神社であれば祭神は応神天皇であるが、ここに妹子が旅の途上での病の平癒の感謝に神社を建てたとして時代的に矛盾はない。八幡神社についても今や福永光司の説を気を入れて検証すべきときに来ていると思うのだが、だれかそれをしている人がいるのだろうか? 疎かにはできない問題たちだ。




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