《シュトックハウゼンの「正しい長さ」 IME 2008年1月27日の演奏》

瀬谷こけし


 このほどわたしたち(IME)の2008年1月27日の演奏をYoutubeにアップしました。前年12月に亡くなったカールハインツ・シュトックハウゼンへの追悼の録音総会での演奏です。演奏場所は京都造形芸術大学陽陽館二階です。
 相当によい演奏ができたと思います。高度で緻密な演奏になっています。

 曲は「正しい長さ」(Richitige Dauern)、1968年作曲の『七つの日より』 op. 26 の冒頭の曲です。それは次の指示から成っています(ユニバーサル出版、日本語版):


  正しい長さ

音を一つ弾け
それをいつまでも弾け
止めなければならないと
感じるまで

音を又一つ弾け
それをいつまでも弾け
止めなければならないと
感じるまで

そのように続けよ

止めよ
止めなければならないと
感じたら

しかし弾くか止めるかは
いつも他を聞いて決めよ

人が聞き入る時には
もっとも良く弾け

試してはならない


 この演奏はすぐに松平敬さんにお送りしてご返事をいただきました。下にそれついてのページへのリンクを付けておきます。ご一読いただければ幸いです。
 わたしたちのグループではこの曲を直観音楽のもっとも基本的な練習曲として、録音演奏会ではいつも最初に演奏していました。この曲から始めるのが直観音楽への正統な入り方になるとわたしたちは考えています。近頃はこの正統な道を踏まず、ただのヒーリング音楽のようなものを直観音楽と称するひとが増えているのは大変嘆かわしいことです。またこの曲は日本音楽の「間」の感覚のトレーニングにも最良のものだと信じます。そしておそらくはプロのボクシング選手の「間」の感覚のトレーニングにも大いに役立つのではないかと思います(間の詰め方)。いろいろな分野で最上の感覚をめざす方が取り組んでくださることを期待しています。

 演奏は以下です。

カールハインツ・シュトックハウゼン
「正しい長さ」(『七つの日より』op.26より)
直観音楽アンサンブル(IME)
2008年1月27日
京都造形芸術大学
https://youtu.be/usm7SVKlObA




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