《川中小島in音羽川》

瀬谷こけし

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 今日は車を車検に出しに行って、帰路を少し散歩した。一乗寺向畑町の狭い道を上がって東に入り、それから、少し迷ったが鷺ノ森神社に入り、そこから修学院離宮の近くの、南側の景色を楽しんでいた。曼殊院までは行かない。多分昔の区分からすると音羽川の上流部は離宮の土地の中を流れていたのだ。それを河川の工事のために少なくとも一部は京都市の管轄下に入っているようだ。そのため御料地が少し分断されているように見える。---こうしてこの辺りを散策していると、後水尾天皇の気分が少し身に入ってくる。隆慶一郎の小説に後水尾天皇を描いた未完の作があるが、あるひとからその続きをわたしが書くべきだと言われたことがある。後水尾天皇とその腹心の八瀬の武術者。その並外れた技の持主の思考や気分をわたしなら追えるだろうという判断だと思う。そういえば隆は赤山禅院に止宿して小説を書いていたらしい。ここは多分京都でもっともよい場所、もっとも雄大な気分でものを見られる場所に違いない。後水尾天皇の気宇の壮大さは並びがないように思う。修学院離宮は最上の場所だと思う。
 以前は離宮の裏山が最高に紅葉の美しい山だと思っていたが、ここ十五年ほどは衰えが著しい。こっそり、昔の並びない美しさを回復させてほしい。

 写真は三面張りの河川に作り直された音羽川の川中に自然と生まれていた川中小島。流れない石がとどまり、そこにさらに砂がとどまり花粉が風に乗って流れ着けば、こんな小島下出来てくる。直径で1mほどの小島だが、立派に小島の姿を示している。





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