《西垣正信さんのベルリオーズ『幻想交響曲』》

瀬谷こけし

 去年のクリスマスコンサートを聴きに行って以来西垣さんのファンになった。初めにお会いしたのは数年前の遊子庵での集まりだったが。その時も話が合って「Don Pedro」という珍しい酒をいただいたのだった。
 西垣さんは繊麗な感覚と技をもつギタリストだと感じている。


https://youtu.be/ia_tqya2NQA




《上高野 2020春》

瀬谷こけし


拙詠一首、拙独詩一篇、拙映10枚。


Spaziergang durch Kamitakano – 2020 Frühling!

  

 川あらば水のほとりに根を差して石の上にも花咲かせゆけ


 Wenn du dort Wasser findest,
 Stoß dein Wurzel darin !
 Auch auf dem Stein, mache dich da blühen !


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《本来稿 2020年4月号》

瀬谷こけし

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 印刷されたものがわたしの意図とそぐわない字使いをしているので、拙詠の正しいものをここと拙フェイスブックで紹介します。原稿用紙が一首30字という限定なので表記に無理が生じているところも本稿にもどします。(また原稿用紙に記すときに用字を間違ったものもひとつあり①それも直します)。またわたしは一首ごとに、また一首の中でも、仮名遣いを変えています。ドイツ語の接続法に似た書きわけをします。

①>街路樹の樹々みな切られ冬迎えお前たちこれより高く伸びるなと
②>方法、茹でる方法と聞こえたり雨ふる午後に鳩啼きしらし
③>吹く風に枯れ葉が道を駆けてゆくこの惑星の神に捨てられ
④>私はあなたちにまた会いたい(イヒヴィルオイヒヴィーダーゼーン)と《ドイツレクイエム》聴きたくなりぬ
⑤>どっちが得かよく考えてみろとトランプのディール締め上げる手と吸い取る口
⑥>霜月に少し華やぐ構内は生誕会のため整へゐるらし
⑦>むかしよりみじめな暮しを苦しむと山より上がる望月は知る
⑧>禁猟の燃えいる森をすすみゆく佛に逢はば佛を殺せ

 以上です。

===== 補足 ======
 少しだけ補足をしておきます。⑧の「燃えいる森」は「燃えゐる森」とした方が旧仮名遣いとしては正しいのですが、本歌が「い」としているのでそれに従っています。(紙面で校正をしてくれた方には多謝)
 もう一点④は「ヴィル」(will)に大いに悩んでいるのですが、それはウルガタ(ラテン語訳)は特に意志を表す言い方はせず単に未来時制を示すだけなのですが、ルター訳になるとここに「wil」が入り、ブラームスも「will」を入れています。とすれば意志未来と取るべきなのか? 『ヨハネ伝』(15-22)がイエススの言葉としてこれを語っているだけに、ここにイエススの意志を読み取るか否かは神学上の問題になるはずです。またブラームスを理解するうえでも大きな問題です。わたしはそこに意志を読み取っています。
2020.6.11