《わたしの第一の師はジル・ドゥルーズ》

瀬谷こけし

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《わたしの第一の師はジル・ドゥルーズ》

 今日になってやっと自分の仕事のまとめ方が見えてきた。郡山女子大学奉職中に「《世にも怪奇な物語》の中のトビー・ダミット」という日本語のテキストとそのフランス語版 Toby Dammit in "Histoires extraordinaires" を書いて大学の紀要に掲載してもらい、そのフランス語版の方をドゥルーズ先生にお送りしたところ「J'ai lu avec grand intérêt votre exellent texte sur Toby Dammit」というお褒めの言葉をいただいた。これは私にはとてもうれしく晴れがましいことだった。そしてそれ以上の栄誉をいまだ誰からも頂いたことがない。このお褒めの言葉に気をよくしてその日本語版をそのままで蓮見重彦氏が主宰していた『ルミエール』誌の最終号に投稿したのだが、あとがきに一寸コメントらしきものが書かれただけで雑誌には掲載されなかった。その投稿をするとき思ったのは、これにドゥルーズからの返信のコピーを着けて投稿したらまず落とされることはないはずだということだった。そうすればその通りになったことだろう。だがむしろわたしはそれをせず蓮見氏の力量を見てやろうと思ったのだった。わたしの人生はだいたいこういう失敗の連続なのだがそれはそれでいい。問題はこのドゥルーズ先生の期待や信頼に応えるような哲学的な仕事をわたしがまだ残していないということなのだ。
 それで今度大学の紀要にニーチェの哲学の最深の思考について論文を書こうと決めた。それは『ツァラトゥストラはこう言った』第四部「酔歌」(Das Nachtwandler-Lied)の読解を示すことで果たすことになる。
 ご期待いただければ幸いです。

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