テーマ:音楽

「間」について (シュトックハウゼンの「正しい長さ」から考える)

古語に「間近し」「間遠し」という語があります。普通「間」の語を使って表記します。 古語辞典の中でおそらく最も鋭い言語感覚で書かれた『岩波古語事典』もこの表記を使っていますが、わたしにはこれはもとは「目(ま)近し」「目遠し」であった気がします。 「間」についてエッセンシャルに考えるためには、「間」を「目」から考えることが必要ではな…
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ジョン・ケージ「4分33秒」の成立条件

私はジョン・ケージの「4分33秒」にほとんど何の関心もないのですが、 あの曲の鑑賞のためには、コンサートホール等の演奏場所を必要とすること、 楽器(ピアノ曲でしたか?)と演奏家を必要とすること(掃除のおばちゃんがピアノのまえに座ってもダメなこと)、 演奏家は譜面を読まなければならないこと(休符(tacet)の拍数(秒数)を自分…
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インドネシアのテルナテ島で 2 (つづき)

「インドネシアのテルナテ島で」からつづく そのインドネシアの経験があるから、わたしはそこでも直観音楽をやることができると信じている。 直観音楽は歌だ。歌を越えた歌、歌の中の歌だ。彼らテルナテ島の男たちが歌において、歌の中に聞こうとしていた歌だ。あの悦楽。それを聞こうと、われわれはみな耳を澄ませていたのだ。 全身…
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封印を解き 直観音楽を再開した

五十五歳になるまで直観音楽は封印していた。それはこんな理由だ。 大学院に入るときの面接で上田閑照先生から、「大学院に進むというのは単に学問を続けるということではなくて、研究に一生をささげるということなのだ。君はその覚悟ができているね」と訊かれた。僕が音楽に本気でかかわっているということを聞き知っていての質問だった。 この時直観音…
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