テーマ:アンデルシェフスキ

《アンデルシェフスキのシューマン《早朝の歌》終曲讃》

《アンデルシェフスキのシューマン《早朝の歌》終曲讃》  アンデルシェフスキの演奏は多種多様な流れのリズムをつかみ取って複合させ、また移行させていっている。霧の流れのリズム、木の葉の細かく震えるリズム、太陽が東の空に近づいてくるリズム、水面のさざ波のリズム、そして木々の梢から雫の引いてゆくリズム、などである。この多様なリズム…
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《アンデルシェフスキのバッハとシューマン》

 このパルティータ1番も穏やかさの中に鋭さ激しさ暖かさのある緻密で真っ直ぐな演奏で音色も美しくすばらしいと思うが、アンコールにシューマンの《早朝の歌》(Gesäenge der Frühe)の終曲が、さりげなく弾かれて、それがさらにすばらしい。シューマン晩年のこんな難解な曲がこんなに自然に聴けるのは奇跡的なこ…
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《シューマン: 懺悔、というよりは悔過》

 東大寺二月堂の修二会の悔過(けか)作法のなかでも五体人と呼ばれるひとりの僧が礼堂の五体板に全身を膝から打ち付ける五体投地の行は、わたしにとっては、最も激しく、力強い悔過の行為のひとつだ。そのことを、この行為を近くで体験したひとは、納得してくれるだろう。  だが、ここでわたしが言いたいのは、もっと違った悔過もあるだろう、という…
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