テーマ:同志社

《Vita femina: 生は女である -–ニーチェを読む(2)》

 ニーチェの『喜ばしい知の技』(Die Fröhliche Wissenshaft)第四部339番のアフォリズムを一文ずつ原文と拙訳を交互に置いて紹介します。そう長くもない文章なのですが、内容は極めて深く言いにくいものに思えます。ほのめかして言うなら、この文章を引用しているジャック・デリダではなく、ピエール・クロソウスキ…
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《おかしな人間(der tolle Mensch)の語ること FW,125 ニーチェを読む(1)》

《おかしな人間(der tolle Mensch)の語ること FW,125 ニーチェを読む(1)》 ◇ ◇ ◇ はじめに  ニーチェが神の死について語った最も基本的なテキストである『喜ばしい知の技』(Die fröhliche Wissenshaft)125番のアフォリズムの中から、主人公として…
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《『ツァラトゥストラ』を読む(1) 第三部から》

 『ツァラトゥストラ』第三部のここのところを訳してみよう。箇所は『ツァラトゥストラ』第三部1「Wanderer(放浪者)」の第二段落から。ツァラトゥストラが自分を放浪者」であり「山に登る者」であると自己規定するところからである。  テキストは以下: > Ich bin ein Wanderer und ein…
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《ニーチェの『道徳の系譜』II-3の部分訳》

 先日某大学のドイツ語応用の期末テストに出した文章とその拙訳を紹介します。「《負い目》《やましい良心》その他」(»Schuld«, »schlechtes Gewissen« und Verwandtes.)と名付けられた『道徳の系譜』(Zur Genealogie d…
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《ニーチェの「墓の歌」》

 ニーチェのこんな表現はどうだろう。『ツァラトゥストラはこう言った』第二部の「墓の歌」(Das Grablied)の中のものだ。 > …meine Feinde! Machtet ihr doch mein Ewiges kurz, wie ein Ton zerbricht in kalter Nacht!…
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《ニーチェの『喜ばしい知の技』125番の紹介》

 "Der tolle Mensch."というタイトルの"Die fröliche Wissenshaft"の第125番のアフォリズムを紹介したい。と言ってもここで紹介するのは、上記アフォリズムのグーテンベルク・プロジェクトによって公開されているドイツ語原典の全文と、その後半部分の拙訳である。部分訳にとどめ…
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《精神とは何か? ---ニーチェ読解》

  わたしが問題にしたいのはニーチェが精神(Geist)をどう把握していたか、その特異な捉え方である。それについては何よりも重要なのは『ツァラトゥストラはこう言った』第二部の「名高い賢者たちについて」で述べられていることである。その説の前提として語られるのは、名高い賢者たちは、ぼんやりした(blöde)目を…
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《採点が終わった》

 秋学期のドイツ語の採点が終わった。追試の3名の分はまだ先だが。ともあれ本来の分の採点は終わり評価も終わり講評も終わった。いつまでたっても要領が悪く、採点に時間のかかりすぎる問題ばかり作っている。今回もっとも時間がかかったのは、会話の教材の方で、問題文を、教科書のドイツ語を日本語に直してだが、それを…
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リルケの「僧院生活の書」(『時祷集』)2

 標記のものの原文と拙訳を掲載します。このテキストは同志社大学2014年度秋学期「応用2」の試験問題にしたものです。下に若干の注を補し、また後日若干の補説を付したいと思っています。 Rilke, Das Stunden-Buch I.Das Buch vom mönchischen Leben (1899) …
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《何かおいしいものを》

 今日同志社の春学期の期末の試験をして、これで前期の授業は終り。ドイツ語応用2、3の授業はこれで終わりになるので、授業でその学生たちと会うのも今日が最後だ。毎回疲れたが、今日の試験の学生のできは素晴らしかった。応用2ではヘッセの"Beim Schlafengehen"を訳せという課題を出したが、かなりの数の学生がもう一歩というとこ…
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今日同志社で出した問題 ヘッセの「神の死」

 今日同志社で試験に出した問題(「ドイツ語応用」)。ヘルマン・ヘッセの「Im Leide」という詩。特に難しいことはないものだが、受験者全員よくできていた。問題はむしろヘッセの思想の方だ。詩の最後の聯でヘッセは「--- Ach, Gott ist tot!」と言う。だがその後「Und ich soll leben?」だ。  このヘ…
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秋の一日 樹の語ることに耳を傾ける

そもそものはじまりは、10月27日に来週11月3日は授業があるのか? という話になったことだ。それでその話の流れの中で「どこかに樹を見に行きたい」という学生の希望が出てきた。それでこの辺で樹を見に行くなら、十津川村の玉置山神社の杉の樹が一番ではないか、と私が言ったところ、休みは休みたいから授業時間内で行けるところどこか、ということに…
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新島襄とサンカの煙 1915年11月7日、若王子山

1915年11月7日、この日新島襄を慕う人々が、彼の墓の掃除をしたというようなことはないのだろうか? 11月7日(1888年)は、彼が『同志社大学設立ノ旨意』を全国の主要な雑誌・新聞に発表した日だ。同志社にとっては記念すべき大事な日のはずだ。彼の墓は若王子の裏山を上がっていったところにある。 彼の「同志社大学設立ノ旨意」は次…
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