小泉義之『レヴィナス 何のために生きるのか』を読んだ

瀬谷こけし
小泉義之『レヴィナス 何のために生きるのか』を読んだ。薄い本だし、二、三日で読んでしまった。勉強になるし論じられている内容も魅力十分だ。
疑問は、なぜ肯定が問題にならないのか、だ。彼が言う「繁殖性」も、肯定を密輸入していては説得力に欠ける。自分で自分の虚無に消えてゆく生を肯定できなくて、どうしてわが子の生や、人類や、繁殖を肯定できるか?
その議論がないために、この本の、とりわけ最後のところは、押しつけのように感じる。





レヴィナス―何のために生きるのか
ニーチェから宮沢賢治へ―永遠回帰・肯定・リズム
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