チャピーが死んだ

瀬谷こけし
 犬のチャピーが死んだ。朝、妻に起こされた。急遽妻が電話をかけて、犬の葬儀屋さんに取りにきてもらった。パソコン用の段ボールにごみ袋のビニールを張り、その上にさらにレジャー・シートを張り、その上に死んだチャピーの顔の左側が下になるように入れ(土の上に顔の左側を下にして死んでいたので)、そして掛けておいた毛布をそのままかけ、買ってきた花を入れ、そして餌を入れた。そして一時間ほど葬儀屋さんを待った。葬儀屋さんは数珠まで持ってきて、犬の手にかけろといったが、そんな無理まではしなかった。右の前足の上に置いた。そして葬儀屋の軽ワゴンの中に移し、合掌だけして送った。
 何ともつらい。元気がなくなってからは、毎日声を掛けるようにしていた。「留守番頼むぞ」とか。そしてわたしは昨晩飛騨から帰ってきたばかりだった。起き上がりもしないので、元気がないのはわかっていたが、そのままにして家に入った。

二三週間前から様子がおかしかった。久しぶりに散歩につれてったのだが、途中で坐りこんでしまった。そんなことはそれまで一度もなかった。歩くのも苦しそうで、途中から戻りたがっていた。めずらしいことだった。妻が友人から話を聞くと、「嫌いな餌だと食べなくなるよ」ということで、最近餌を変えたためなのかと思って、しばらくして餌をもとのものに戻した。変えたほうの餌に残留薬品があったということでもないとは思うが、原因は不明だった。爪がまた長くなって、少し歩きにくそうにしていたので、もう少ししたら爪を切ってやろうと思っていたのだが。爪が死因というわけではないようだ。原因は不明だった。あるいはフィラリアのようなものだったかもしれない。結局、医者にもつれてゆけなかった。

わたしが小学生のとき、飼っていたチルという犬が病気になって、兄と姉とわたしと三人で江の電の鵠沼駅の近くの獣医のところまで夜中に交代で肩に負って連れていったことがある。そのときはその医者のおかげで治ったのだが。今回はなぜかはっきりと言えないが、そういうこともできなかった。夜中に行って見てもらえるような獣医がなかったのが大きいかもしれない。

今の家で犬を飼うこと自体無理が多かったのかもしれない。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック