《もう、夏の光》

瀬谷こけし
 5月13日、久しぶりに市原に行った。バイクで。ずっと忙しかった。何よりも東京で哲学の連続講義をしていたから。忙しいのによくこなしていると思う。
 久しぶりの市原は、とはいえもう慣れた世界なので、だいたいのことはわかる。こんな季節だと。よく晴れて暑い。しかしまだ草いきれがするというほどではない。また、色々な草が小さくて、未だ幼い。あの踊り草がまだ小さい。というか、多く見えない。葛もそうだ。葛ははっきりと、ごっそりと伐り取られていることがわかる。処分されたようだ。近くで大々的な工事がはじまっているので、多分マンションか何かで、そのために処理されたのだろう。この市原の野も、もう、放置されたままの荒地ではいられないのだろう。そうなるとどうなるのか。この自生のさまが見られなくなったら、わたしもここに来なくなるだろう。どこか、草木虫鳥の、自然なさまが感じられるところをさがす。どうしてこんなに心が傷んでいるのか。
 わたしは、これからもむしろ突っ切ってゆきたい。ゆける限り、知と芸術の限界を切り開きながら。どこまでも。切り裂きながら、どこまでも。


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