《「京都アートフェスタ2014」に行ってきた》

瀬谷こけし

画像


 安彦哲男さんからお誘いを受けて京都勧業館で開かれている「京都アートフェスタ2014」に行ってきた。彼のネオンアートをぜひ見ておきたかった。
 どこだろうと探していると、京都市立芸大の日本画のコーナーがあった。入って見ていると、「先生ですよね」と声を掛けられた。
 「日本文化論」の授業を受けてくれたことのある学生で、その時見せたインドネシアの犬のビデオのことを鮮明に覚えていてくれた。生きた犬が撲殺され、毛焼きされ、そして食用肉として陳列されるまで。スラウェシ島で撮ったものを見せたのだった。
 知らなかったのだが、そのビデオが、翌年見せたイオマンテのビデオとともに男子学生の間で評判で、ディープな関心をもってらえる授業だったようだ。
 動物を描くということの根っこには、自分と動物との、曖昧ではないただならぬ関係があるはずで、その根のところを深く考えさせる授業になっていたという。

 その後わたしは「日本文化論」の授業をやや軟弱で曖昧な方向にむけてしまったが(殺生がからむスキャンダルを避けて)、それは本来の大学の授業としてはよくなかったかも知れない。もう7年も前のことだそうだ。健全な学生、健全な芸術家が、市芸にもいたということだ。
 そして、こうして自分の授業を心に深く受けとめてくれる学生がいたということがとてもうれしかった。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック