《山は晩秋 大見尾根》

瀬谷こけし


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 水汲みに行った足を延ばして大見尾根を少し歩いてきた。このところ歩き不足で少し歩きたくなったというのが本当の理由だが。と言っても、それほど奥まで行ったわけではなく和佐谷峠まで。速足で行って、速足で戻ってきた。往復約一時間。多少の防寒はしていたが手袋を忘れたのは失敗。この大見尾根、歩きはじめの方の別所からの風の吹き上げるあたりが一番寒い。親指からだんだん指の神経がなくなっていった。もちろん右手はポケットに突っ込んでの歩きだが。そして驚いたのは途中に根から倒れている20本近くの杉の木。これは別所からの風で倒れたものだ。多分先の21号台風のとき。ここまで激しくここの樹々が倒れているのを見たことはなかった。三四年前の「特別警報」の時もこんな被害はなかった。ただここを歩き始めた10年ほど前には、きっと同じような被害があり倒木があった。それは三輪山の杉の樹々が軒並み倒れた23号台風の時だったか。その時は根こそぎの倒木に驚いたばっかりだった。今はここに電話線も張られていて、その電話線に乗って支えられている倒木が何本もある。そんな重さによく耐えられるものだと感心するが、いつまでもつとも知れたものではない。下を通る時には異音がしないか注意しながら進んだ。

 ともあれ山は晩秋。ほとんどが葉を落とした枝の中に、わずかに色づいた葉が見える。そんな葉はとりわけ色が濃いように見える。もみじ見物にもゆかないまま---ただ高山からの帰り道で味わったからいいか、というまま秋は過ぎてゆく。

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