《夕日に焼ける雲》

瀬谷こけし

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 夕方近くなって、どことなく、どこか少し山に近い方に行きたいと思って、原付に乗って、結局幡枝の方に行った。むかし、夕方近く原付に乗って、よく夕方の風景を見に行ったところなのだ。---といっても幡枝ももう住宅地になってしまっているし、特に何も見るものはないと思って走っていると、右手に幡枝八幡への上り道が見えた。---まだ幡枝八幡は健在なのだ、と少しうれしくなった。モヒカン山(一条山)の騒動以来この神社ももうなくなってしまったと思っていたのだ。上がると秋祭りの赤い旗が何本か立っていた。---秋祭りなのだ。といっても、特に何のまつりをしている様子もなかったが。久しぶりに境内を歩き、光や景観を楽しんだ。それから少し下に降りた。下の方は以前は産廃業者のごみ置き場になっていたと思うが、放し飼いの犬が何匹かいて、少し怖かったところだ。そこも今は住宅地になっていた。
 とりあえず心を強くして、高野の方のバイク屋に行った。数日前、原付で梅谷口を上ったために少し異音がするようになってしまっていたのだ。それを見てもらいに行くのが今日の外出の一番の目的だった。いろいろ調べてくれて、車体の下から一本の太さ一センチもない枝が出てきた。長さは50センチぐらい。車体を左に傾ける時にしていた音は多分このせいだった。バイク好きの人たちのいる店で、この店は気持ちいい。
 それから夕食用の野菜を買って、また遠回りして曼殊院の方に行った。ちょうど太陽が山の端に隠れようとするころ。今日は色彩も鮮やかだった。
 さらにそこから帰る途中、山の端にかかって、沈んだ太陽に、太い縁取りのように赤く焼かれている雲があった。
 いろいろなところに寄ってしまったが、今日の一番の景色はこの焼けた雲ではないだろうか。まずはそれを紹介したい。


 こんな夕焼雲の景色を見たせいか、家に帰って何か甘いものを食べたくなった。そして買っておいた羊羹を思い出した。


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