《夕暮の階調/上高野》

瀬谷こけし

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 ヘルマン・ヘッセに『木々』(Bäume, insel Taschenbuch)という本がある。著作の中から木々について考察した文章と木々が重要な役割を負っている詩とを選んでまとめたものだ。さまざまな仕方で彼は木々の「人生」を考察している。その考察が深く、わたしもいろいろと学ばせてもらっている。わたし自身がここ数年関心を持っているテーマに「夕暮の階調」がある。やっと気が付いたのだが、夕方という時は木々がその存在と形をはっきりと示してくる間時なのだ。シルエットとして。この時街からおおむね人々の姿は消え、建物もたいていはなりをひそめてゆく。木々が、おのれの形に刻まれた人生や歴史を示してくる。夕暮の階調と言いつつ、その核心にあるのは夕暮の空の中に立つ木々の姿なのだった。その木々の姿に惹かれていたのだった。
 今日も少し遅くなって買い物に出かけた。もってゆくのはマニュアルのピント合わせもできないコンデジなのでままにならないところも多いが、それはそれで仕方がない。一番近いスーパーまで往復およそ5000歩になる。その買い物の道中で上高野の夕方の景色を楽しんでいる。いろいろな気づき。一二枚目の写真の木も切られた木ではなく、昔の台風で折れた木ではないのだろうか? 住宅地ではあるので、人が切った木なのかもしれないが。





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