《日本歌人2021年02月号2月集》

瀬谷こけし

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《日本歌人2021年02月号2月集》


 『日本歌人』2021年2月号が送られてきました。その巻頭の「2月集」に拙詠を掲載していただいたのでここでもご紹介します。タイトルは「令和令月」。以下です。


  令和令月

令月は神の意(こころ)を探すとき野にも山にも探しにゆかむ
医の門に華表ならびて盟を宣ぶいくさののちの和議のこの日に
つつしみて時を授けよ天の下米をおくりて気は清まらむ

思ひ出はみかんの花の咲く丘のコロナのやうな王冠の花
秋の声きみはききしかこれの夜の明くるをまたずきみは死ねとふ
年の秋の声なき声は死ねといふ木の葉に草にそしてひとにも

  悼佐古良男一首
比叡山はやうやくにして秋の色見すべき君は逝きたりといふ
黄(きい)の花夕べ川辺に立ちゐたりのちの地球を悲しむごとく
大原と静原の野をまはり来ぬ見納めならぬ仮の別れに

鶺鴒の目(まみ)は一瞬みづを追ふ流れ去りゆく秋を目守(まも)ると
仏教は神をもたぬと言ふなかれ山も草木もわれの神々
周山と黒田の道を走り来ぬ田舎暮らしはわびしくあらむ<

 以上12首です。

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