テーマ:直観音楽

《シュットックハウゼンと》

 2005年6月30日の都ホテルでの写真。写真を整理していたら出てきた。とても貴重な写真だ。この時カチンカさんも一緒に写ってくれた写真もある。  お会いしたのはこの時が最後になったが、この時のシュトックハウゼンのとてもうれしそうな表情がうれしい。  いわば全身全霊を込めて握手をしてくれた。  握手によって全…
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《[Conliquidation](共液状化)という概念は作れないだろうか?》

『ミルプラトー』の中でドゥルーズ(とガタリ)は[consolidation]という概念を提出している。「共固体化」とでも訳せるのだろうか。手持ちの日本語訳では「強化」と訳しているようだが、今一歩分かりにくいと思う。それは、アトリなどの鳥が他の鳥の鳴き声をどのように利用して互いの鳴き声の堅固さを高めてゆくかという問題の…
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《シュトックハウゼンの「正しい長さ」 IME 2008年1月27日の演奏》

 このほどわたしたち(IME)の2008年1月27日の演奏をYoutubeにアップしました。前年12月に亡くなったカールハインツ・シュトックハウゼンへの追悼の録音総会での演奏です。演奏場所は京都造形芸術大学陽陽館二階です。  相当によい演奏ができたと思います。高度で緻密な演奏になっています。  曲は「正しい長さ」(R…
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《カールハインツ・シュトックハウゼンの『短波』》

 私に今これに優る音楽を演奏し、提供する力がないとすれば、この音楽を紹介することが私の最も意義のある活動ということになるだろう。私が経験した最高の音楽がこれであり、最高の芸術がこれであり、最高の文化がこれであり、最高の思想がこれである。  《Kurzwellen》 https://youtu.be/uQ_vGr9U3QY…
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《中継》

 先にわたしは《若手能を見てきた》の中で、高橋竹山の「津軽三味線即興曲《岩木》」について「そこにわたしは、高い技にもかかわらず、伝統音楽の枠を課せられた音楽の限界を感じる」と言った。しかしここで「限界」とは何なのだろう。  上記の竹山の演奏の中で、「こすり」の新しい音響の後に再び「こすり」を使うことはなく、ずっ…
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《「ヤーレスラウフ(歴年)」の演奏(8月28日,30日)について

30日の「ヤーレスラウフ」の演奏(サントリーホール)、最も美しく、素晴らしく、音の響きも鮮明だったのは、奏者全員が演奏しながら客席の通路に降りて、客席の出口から出てゆく時の、最後のピッコロの音だった。シュトックハウゼン自身も、それが最も意味豊かな音になるべく作曲したと思う。 音響の悪さ(雅楽版でも洋楽版でも音が曇っ…
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《満月まで多分あと一日》

 今日(7月10日)は午前中は写真の整理。学外スクーリングの報告のための下準備でもある。午後は2時からハンス(Hans Tutschku)さんと、シュテルンクランクのスタジオへ行って現代音楽についての研究。夕方からは大学に戻ってハンスさんとIMEで直観音楽の演奏研究。その後夕食をともにして、彼をホテルに送って戻ると11時半。シャワー…
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《M氏への手紙》

 ご無沙汰しております。  私ども、このほどやっとCDを出すことが出来ました。貴方からアドバイスをいただいてから5、6年以上経っているのではないかと思います。遅くなりましたがこの日々も決して無駄ではなかったと思います。まずはひとに聴いていただくことの出来る、シュトックハウゼンの直観音楽の演奏が録音できていると思いま…
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《お水取り2014.3.13》

 東大寺のお水取りを見てきた。「達陀」(ダッタン)まで見て、家についたのが3時半頃。お水取りはシュトックハウゼンとも深い縁がある。シュトックハウゼンが両手でしてくれた強い豊かな握手を思い出す。私が彼から継承しているもの…。  それと見ておきたかった阿修羅像と、春日の石窟仏。たっぷりものを見てきた。阿修羅像がやはり素晴らしい。まさに…
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原村・朝の散歩

 原村の人たちが協力して企画してくれた「直観音楽へのお誘い」という催しは、まったくの大成功のうちに終った。驚いたのは、参加してくれた人々の感度がものすごくよいこと。最初の「正しい長さ」の演奏からして、文句のつけようもないほど素晴らしい演奏になった。節度と並々ならぬ自信と、これまで鍛えて来た音感。---驚くほどだった。  次の「強さ…
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ニーチェのインスピレーションとリズム(『この人を見よ』)

 ニーチェは『この人を見よ』の中で、自分のインスピレーションの経験を記しているが、これは直観音楽の演奏と非常深く共通し、示唆多く、そして重要なテキストだ。広く紹介しておきたい。  まずは、「リズム的な諸関係の本能」と呼んでいるものについて。 >一つの完全な忘我の境にありながら、爪先に至るまで無数に小刻みに震え、ぞくぞくしてい…
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明日縄文太鼓に行くことになった

 急遽あす長野県原村の「縄文太鼓」に行くことになった。時間など都合さえ合えば参加させてもらいます。まずはバザールと言ったか、フェスタと言ったか、その会場で。その後尖石で(多分、考古館の裏庭で)。そしてその後、ちょっと直観音楽をやります。縄文時代にありえた楽器だけで直観音楽をやるとどうなるのか、ちょっと興味があります。第一に縄文時代に…
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スズメバチ

 きのう(9月2日)は、花巻のスクーリング・レポートを採点していて、目がぼっとして、字が読めなくなるぐらい疲れてしまって、家に戻って休んでいたら、電話があった。今日は「直観(音楽)」の日だ、すぐに来いとのこと。慌ててまた大学に行くが、疲れは取れていない。疲れたまま、ともかくやる。演奏はそんなに悪くない。二三ヶ月前から参加してくれてい…
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正法寺: 夕陽とドラ

 昨日の正法寺の「夕陽を観る会」で。演奏の後、雲の合間から太陽が見えた。  太陽の丸とドラの丸が、呼応しているようで…。  京都はなかなか空が晴れない。昨日も夕方が近づくにつれて西から霞のような雲がでて、それが段々に厚くなってきた。  それが演奏の後には、薄いところができて、こうして一瞬夕陽が姿を見せたのだった。 …
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カールハインツ・シュトックハウゼンの「夜の音楽」

2012年7月28日 at正法寺 演奏:by IME 「夜の音楽」の指示は次のものである。 夜の音楽 宇宙のリズムで振動を一つ弾け 夢のリズムで振動を一つ弾け 夢のリズムで振動を一つ弾け そしてそれをゆっくりと 宇宙のリズムに変えよ これをできる限り何度も繰り返せ (篠原…
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縄文太鼓演奏会

 10月9日に長野県諏訪郡原村の「八ヶ岳自然文化園」で開催された「縄文土器太鼓演奏会」に参加させてもらった。会田進先生はじめみなさんのご厚意による。写真はその時のリハーサル風景。「縄文土器太鼓」がどんなものか、感じてもらえるだろうか? わたしと同行の友人は、太鼓は使わず、竹棒とサヌカイトで参加させてもらった。  この場所、京都と比…
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秋の野 写真20枚 -- 高谷好一氏に --

 昨日、一昨日と、雨が降り続いて、外に出られなかった。今日はなによりも外に出たくて、いつもの原っぱに行った。  秋を満喫した。  (ほんとはキリン草をたくさん撮って来たのだが、その写真は次に)  写真20枚。いずれもカメラはNikon D60、レンズは70-300mmズーム。  撮っていて思ったのは、撮影の「…
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5月24日 午前2時半すぎに

 昨日から雨。降り続いている。この雨で、あの水に渇いていた草たちはうるおっただろうか。わたしももう少しで本業に戻れそうな気がする。元気をくれているのは太宰治のこの言葉、「笑われて笑われて つよくなる」。ツイッターで拾った言葉だ。出典は知らない。  23日の午後は、参議院「行政監視委員会」のユーストリーム中継を見て終った。小出裕章さ…
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今日演奏した二つの曲について紹介しておきます

 その二曲とは、カールハインツ・シュトックハウゼンの『七つの日より』(Aus den sieben Tagen)の中から、「正しい長さ」(Richtige Dauern)と「強さ」(Intyensität)です。まず「正しい長さ」: 正しい長さ 音を一つ弾け それをいつまでも弾け 止めなければならないと…
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目下のわたしの最も大事な仕事が …… 直観音楽

目下のわたしの最も大事な仕事、シュトックハウゼンの弟子として直観音楽家としての仕事が、少しまとまりつつある。世に、これがわたし(たち)の演奏だとして示せるものが、幾つか出来た。彼の在世中にそれが示せなかったのが残念だが、しかしわたしの遺した碑といえるものができた。 世界中の音楽家の誰のどの作品でもいい。シュトックハンゼンの《短…
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カール・ニールセンさんを迎えて演奏会をした

写真:左から寺村、ニールセン、中路、中川、若尾 昨日7月8日、デンマークからカール・ニールセン(Carl Nielsen)さんを迎えてIME(直観音楽アンサンブル)で直観音楽の演奏会をした。曲目は、シュトックハウゼンの「夜の音楽」、Ivan Vinczeの「インパルス」、そしてピアニッシモ・バージョンでシュトックハウゼ…
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「コンサート・ジェネシスIII」という演奏会に行ってきた

11月7日、「コンサート・ジェネシスIII」という演奏会に行ってきた(京都造形芸術大学春秋座)。 演奏会の第二部で、「追悼 シュトックハウゼン」として「京都で作曲された作品二題」というものが組まれていたからだ。 曲は『リヒト--暦年』から3曲、そして『自然の持続時間』から4曲。 『自然の持続時間』は大井浩明さんのピアノ演奏で、…
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