テーマ:カルメン

《裏の密林》

 ある確認のために『ニーチェ対ワーグナー』を読んでいたせいか、ふと『カルメン』のある旋律が浮かんできて、これはどのシーンだったか確かめたくなって、CDを聴き出した。わかっているのだが、主人公のドン・ホセの母がいて美しい婚約者のミカエラのいるバスク地方の故郷への郷愁を掻き立てる曲なのだが。ビゼーはこ…
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『カルメン』より抜き書き(4)

 メリメ作『カルメン』(杉捷夫訳、岩波文庫)より抜き書き。つづき。 > ボヘミヤン、ヒタノス、ジプシー、チゴイネルなどの名で知られ、ヨーロッパ全体に散在している御承知の放浪民族が、今日なお多数に存在する国の一つはスペインである。多くは南部および東部の諸州、すなわちアンダルシヤ、エストレマドゥラ、およびムルシア王国に住んで、とい…
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『カルメン』より抜き書き(3)

 メリメ作『カルメン』(杉捷夫訳、岩波文庫)より抜き書き。つづき。 > いきなりカルメンがうしろをふりむいたと思うと、こぶしをかため、私の胸をめがけて、お突きをくれました。私はわざとあおむけに倒れました。ひととびで、女は私のねている上をとび越しました。そうして、両方のふくらはぎをけ出しながら走り出したのです!……バスクの女の足…
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歌劇『カルメン』のハバネラ(Habanera)

 昨日ビゼーのオペラ『カルメン』の対訳本が手に入って、話がだいぶ細かく分かるようになった。カルメンの歌う「ハバネラ」(Habanera)の思想はなかなかいい。 > L'amour est enfant de Bohême, > Il n'a jameais connu de loi; > Si tu ne …
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『カルメン』より抜き書き(2)

 メリメ作『カルメン』(杉捷夫訳、岩波文庫)より抜き書き。つづき。 > その頃私はまだほんのうぶでした。いつでも故郷のことばかり考えておりました。青いスカートをつけて、あんだ髪を肩まで垂らしている娘よりほかには、きれいな女はいないものと思っていたのです。そればかりではありません、アンダルシアの女は、かえって、おそろしいくらいで…
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『カルメン』より抜き書き(1)

 メリメ作『カルメン』(杉捷夫訳、岩波文庫)より抜き書き。すばらしく新鮮で、機知に富んだ周到な表現など、魅力たっぷりの文章。 > これが男の口からもれた最初の言葉であった。私は、この男がsをアンダルシア風に発音しないことに気がついた。してみれば、この男も私と同じ旅人に相違ない。ただ考古学者ではないらしい。(p.15) …
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夕陽 この日の

 この日はじめて陽の光を見た。一日中曇りだと思っていた。通信教育部の入学式があった。  夜は直観音楽の練習演奏会。  岩波文庫の『カルメン』を読み始めた。感心している。 > 私どもの郷国(くに)の言葉は、実に美しい言葉です。他国へ出ていてそれを聞くと、身内がぞくぞくするくらいです……ざんげを聞いて下さる…
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《歌手Maria Ewingは素晴らしい》

その素晴らしさは、以下の短い三つのシーンだけでわかるだろう。 かつてのどんなオペラ歌手よりも踊れる。自分の身体をよくこころえてヴィヴィッドに使う。 『フィガロの結婚』 Voi che sapete Maria Ewing http://youtu.be/-U21G1xmaBc 『カルメン』 「ハバネラ」 Ca…
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