テーマ:ケーテ・コルヴィッツ

《二つのピエタ像 -ミケランジェロとケーテ・コルヴィッツ》

 わたしは子を失った嘆きや怨みを天に訴えかけるピエタ(Pietà)のマリア像を好まない。ミケランジェロのピエタ像(ヴァチカーノ、Vaticano)は、そうした気配が微塵もない。それだけ深く、純粋に見える。その像はヨブ記のヨブのように次のように語っているように見える。 > Dominus dedit…
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《戦争と圧政の犠牲者たちに》

 ベルリンのウンター・デン・リンデン(菩提樹の下)通り、ベルリン大学の隣に、ささやかな建物がある。「ノイエ・ヴァッヘ」と呼ばれる建物だ。そこにケーテ・コルヴィッツの《ピエタ像》がある。というか、建物の中にはその像しかない。今年の3月15日にベルリンを旅した時、最も打たれたのはこの像だった。その像の手前に「戦争と圧…
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